社会連携センターとは

大学がもつ資源を通して社会に貢献する

 大学はさまざまな資源をもっています。教職員・学生・卒業生といった人的資源、研究実績や特許などの知的資源、 大学の枠を超えたつながりであるところのネットワーク資源があります。さらには古代ローマの交わりの場に比せられるフォーラムが 提供できることも資源のひとつといえるでしょう。これらの資源を通して社会に貢献することは、原則的にいえば当然のことです。

インターフェースとして地域社会のニーズに応える

 社会貢献が当然とはいっても、やみくもに何かをやればよいものではありません。 資源は有限ですし、大学の存立基盤である教育や研究とはやや性格が異なります。 教育プログラムを社会に提案するところから教育が始まりますし、支援機関に提案してはじめて研究助成が得られます。 しかし地域貢献は、地域からもたらされるニーズを受け止め、あるいはどこにニーズがあるかを探るところから始まるものでありましょう。 東京という巨大都市の近郊に位置した本学には、固有の役割があります。 社会連携センターはコーディネータとして間接的に、あるいは可能であれば直接的に、地域社会と協働していきます。

地域は広い

 社会連携センターがとらえる地域社会は、第一義的には多摩地区ですが、決して23区を排除するものではありませんし、 東京都以外でも対応可能であれば受け付けます。そこが地名がついていない電気通信大学の強みです。

主な事業内容

  1. 初等中等教育支援 (発明クラブ、教育委員会との連携など)
  2. 学生ボランティア活動支援 (教育補助、福祉活動など)
  3. 講演会あるいは公開講座のコーディネート
  4. 地域貢献に関するフォーラム (シンポシオン) の実施
  5. その他、地域との交流事業 (美化活動、花植え、おもちゃの病院など)