今年のゲルマラジオは、90cm角の大パネルまたはB4版ソフトケースの2種類です。はじめに完成品サンプルでラジオ放送を聞いて、本人がどちらかを選びました。
ラジオの仕組みについての福井先生の話に引き続いて、松本先生の指導のリーダーのもと30分間かけてまず、回転式の放送局選局板を作りました。
休憩の後、大パネルを選んだ13名は2階に移動して、長机を一人1個占有して、大パネルにアンテナ線をまいていきました。
あとの38名は、移動せずに机の上にある「わく」を利用して11回まきました。できたアンテナをソフトケースにつけ、線を選局板につけると完成です。台風が近づいているため外には出られませんでしたが、南廊下に出るとみなよく聞こえました。
発明クラブでは、9月からは後半の工作、光オルゴールを作ります。初回はその心臓部のプリント基板を完成させました。去年のクラブ員が作ったものと比較して、部品点数が減ってスマートになっています。
ステアリングカーの最終回は、リモコンケーブルを外してバンパースイッチを前後に取り付けることで、壁に当たると後退するように改造しました。時々方向を変えながらいつまででも自走し続けます。
工作は1時間弱で終了。小さいねじも上手につけられるようになってきています。その後は自走ステアリングカーで「ふくろのねずみゲーム」を行いました。優勝は さくら班でした。同点だったまつ班はぎ班も含め、全班が1回は勝利する白熱のリーグ戦となりました。
今日の10:30-11:00には、希望者25名が7月に作ったペットボトルロケットの飛行会を行いました。20名近くの電通大テニス部のお姉さんお兄さんたちがポンプ加圧などを手伝ってくれました。
連日35℃の猛暑の今年の夏、工作教室はペットボトルロケットです。はじめに福井先生から、ロケットはなぜ飛ぶかの話がありました。
ロケット先端側のボトルを最初に工作しました。そして、はねをつくって燃料側のボトルにとりつけ、両者を合体すると完成です。
本日は暑さ指数が「危険」となったため、大変残念ですがみなが作ったロケットの飛行会は中止になりました。そのかわりに、正門すぐの花壇のまわりの日陰から、10回ほど噴水池をこえて飛ばす実演を行いました。元気に時間いっぱいまで、幾人かが燃料(水)補給から発射を体験しました。
たなばたの今日、原田先生から、おりひめ、ひこぼし、天の川、ベガ、アルタイル、デネブ、夏の大三角、などの話の後、ステアリングカー完成までの説明がありました。
リモコンをはんだ付けで作り、タイヤをとりつけ、マイクロコンピューターをさしこむと完成です。残念ながら数台、正常動作にいたっていないものは、8月までに完成をめざします。
しばらくリモコン操縦を練習した後、廊下のコースを走らせる競技会を行いました。優勝タイムは27秒04で、10位の34秒21までを表彰しました。
今日の工作は、すこし難しくて2時間かかりましたが、樋口先生を指導のリーダーに、全員がよくあがる噴水を完成させました。
今年の噴水は、ペットボトル3個を3本のチューブでつないだ密閉型です。キャップで空気がもれたり、チューブが折れ曲がったりするとうまくいきません。みなで先生たちといっしょに確認しながら作っていきました。
1階の前の庭には、色水が準備してありました。はじめはうまくいかないものもありましたが、チューブや先端のノズルなどを確認することにより、ボトルの全長以上にあがる噴水となりました。色水をボトル間で移動させればよく、水をつぎたす必要はありません。
先月に引き続いての発明クラブの工作は、はんだ付けに入ります。電気の流れる強さを決める抵抗のカラーコードの見方の説明を聞き、区別ができるようになりました。ワイヤを折り曲げ基板(きばん)にさし、はんだ付けします。つけたいところにはんだごてを2秒ほどあて、糸はんだを触れるとすっと溶けます。
3種8個の抵抗、3個のアイシー(IC)ソケット、4種7個のコンデンサなどをつけていきました。
はじめに、福井先生から光についての話がありました。
少し休憩した後、内海先生が指導のリーダーで、工作を行いました。
丸い筒の中に、三角形の鏡の筒を入れました。のぞき窓をつけ、反対側には試験管を筒に直角にさしこみます。試験管にはピーズと液体を入れ、ビーズがゆっくりと落ちていくことにより、万華鏡内で動く像が見えます。そして、先端にビー玉をつけて万華鏡内に外の像がみえるものと、先端の内部に花などを入れた万華鏡の3種を、とりかえて楽しめるものを作りました。
発明クラブの前半はステアリングカーです。はじめに、工具としてもっとも基本的なもののひとつ、ドライバーの使い方をみにつけます。そして、今日はギアボックスを組み立てました。
後ろのタイヤ2個を動かすギアボックス、左のタイヤ用に歯車(ギア)4個とモーター1個、右のタイヤ用にも同じく歯車4個とモーター1個、これらを順に組み立てていきました。
初回はプロペラ飛行機。飛行機が飛ぶ仕組みなどの説明のあとに、工作を行いました。わりばしの胴体に、組み立てた主翼と尾翼、プロペラやゴムなどの部品を取り付けました。
1時間ほどの工作のあと、実際に外で飛ばしてみました。飛行時間測定は、みな3回程度できました。風に上手く乗って、10秒以上のタイムもよく出ていました。風の具合でタイムに差が出てしまったこともあり、今年度は飛行時間競技会の表彰は実施せずに終了しました。
電気通信大学100周年記念発明クラブ14期生の開講式を執り行いました。調布市生活文化スポーツ部文化生涯学習課長、調布市教育委員会教育部指導室次長、調布市商工会商工振興課経営指導員の方々にもご臨席いただき、祝辞を頂戴しました。
後半は、LED、スピーカー、オルゴールIC、電池、銅線などを使った簡単な実験を行いました。LEDを光らせ、オルゴールを鳴らすことに成功しました。今日は準備実験なので使った部品は回収されてしまいましたが、次回以降は自分で作ったものは持ち帰って遊べます。1年間楽しく活動していきましょう!