はじめにラジオ放送や電波の仕組みの説明がありました。パスモやスイカも改札口で電波を使って情報をやりとりしています。
工作の前半は、ダイオード、放送局の選局つまみやイヤホンなどのパネル部分を全員で作っていきました。
B4ファイル型、あるいは、もう少し音が大きい90センチ型を、1時の開始前に各自が試聴して選びました。大型を選んだ7名は2階とにわかれて、後半のアンテナ工作を行っていきました。机を広く使って、B4ファイル型は1周180センチの電線を11周まいていきました。
アンテナ線のはしを紙やすりでみがいてからパネルにつける、などに気をつける必要がありましたが、よく聞こえるラジオが完成しました。
発明クラブ後半は、年末にかけて光オルゴールを作っていきます。初回はプリント基板をはんだ付けして作っていきました。
夏休みの最後は、リモコンカーを自分で走る車に改造しました。前後にバンパーとマイクロスイッチをとりつけます。バンパーがおされると走る向きを反転させます。15時まで工作にとりくみました。
残りの時間はふくろのねずみゲームです。2班から2名ずつの4名が板をもち、自走する車を四角形の対戦場にとじこめます。7班のそうあたり、各班6試合行いました。
やはりゲームはおおもりあがりです。ふじ班がみごと5勝1敗勝ち点15で優勝し、賞状と商品を受け取りました。
人類初の月面着陸からちょうど50年後のこの日、ペットボトルロケットをとばしました。はじめの15分間で、飛行機とロケットの違いなど、ロケットのとぶ仕組みのお話がありました。ニュートンの運動の第3法則が使われています。
1時間強かけてロケットを作ったあと、6面あるテニスコートまで移動して飛行会を行いました。今年も電通大テニス部のみなさんの多大なご協力をいただきました。今年は発射角度が大きめで上向きに高くとぶものがみられたのを含め、すべてのロケットがよくとんでいました。
今日の3回目でいったん完成です。ジョイスティックで動かすリモコンをつくり、車体とつなぎました。タイヤとキャスターをとりつけ、アイシー(マイクロコンピューター)をさしこみ、電池を入れると、自在にうごかせるようになりました。
操縦の練習をした後は、タイムトライアルです。教室中央からロビーに出て廊下までをぐるっとまわるコースです。来年の東京オリンピック陸上競技と同じく、オンユアマークス、セット、ピストル音で、ひとりずつスタートしました。
今日の工作教室は、ペットボトル3個をチューブでつないだ噴水です。重力を上手に使っていちばん上のボトルで噴水が上がります。
噴水ノズルを作り、チューブを説明書どおりの長さでななめにカットし、キャップにとおします。空気がもれてはいけないので、ペンチも使ってチューブをぎゅっと引っ張ります。ねじれてもいけないのでキャップではなくてボトルの方をまわしてつなぎます。息をふきこんで空気がもれないことを慎重に確認しました。
あいにくの雨です。屋根のあるテラスが広くないので、半分の29名ずつです。片方が噴水の仕組みの説明をうけている間に、もう半分は1階のテラスに移動して噴水実験をしました。みなボトルの底まで届くほどいきおいよく噴水があがりました。
2回目は、車体本体となるメイン基板をつくっていきます。アイシーソケットなどの回路部品をはんだ付けしていきました。
今日の工作教室は万華鏡(カレイドスコープ)です。液体の中をビーズがゆっくり動くのをみるワンドスコープ、先にレンズがついていて景色などまわりをみるテレイドスコープ、そして、ビーズなど入れておくものをみるチェンバースコープ。ひとつで3種のスコープに変身できる万華鏡をつくりました。筒に穴あきの黒いのぞき窓をつけるなど、ていねいに、順に工作をしていきました。途中には、80周年記念会館の前の花壇の花を、スコープで見に出る人もいました。
工作の前と後には、光の3原色の話や、波の話などを、実験実演を含めて聞きました。
発明クラブとしての最初の工作は、ステアリングカーです。ギヤボックスを組み立てるところまで行いました。
今日の工作教室はプロペラ飛行機です。はじめに30分間、揚力(ようりょく)など飛行機がとぶ仕組みのお話がありました。
そして材料がくばられ工作です。主翼(しゅよく)をすこし曲げて(キャンバーをつけて)、曲げた方が前になります。1時間以上しっかり工作をしてようやく完成しました。
晴天の中、コミュニケーションパークに移動して30分以上みなでとばしました。うまく機体を調整して、風にのって10秒以上とぶ場合もありました。
電通大発明クラブ第15期生は、42名の開講式からスタートしました。
電通大同窓会副会長のほか、調布市生活文化スポーツ部文化生涯学習課課長補佐、調布市教育委員会教育部指導室次長、調布市商工会商工振興課係長などの来賓にもご臨席いただき、入会の祝辞を頂戴いたしました。
40分間の開講式のあとに、各学年ごとで入会記念の写真撮影を行いました。そして、発明クラブのすごし方と注意事項の連絡がありました。後半は、発光ダイオードを光らせたりオルゴールアイシーを鳴らしたりするごく簡単な電気回路工作体験をおこない、初回は終了しました。