特別研究生(特研)チャレンジコンテスト2016に出場

特別研究生「発明工夫コース」のメンバーが、昨年に引き続き「少年少女チャレンジ創造コンテスト2016」全国大会へ出場しました!

発明工夫コースとは

発明クラブ本科修了後に参加することができる特別研究生(特研)クラスのうち、メンバーで共同して作品制作することを通じてものづくり(工作)の深さや楽しさを経験することを目的としたコースです。
2016年度は、発明協会主催の「全国少年少女チャレンジ創造コンテスト」の参加を目指し、課題となる「からくりパフォーマンスカー」の製作や、都道府県で開催されている「発明工夫展」への作品制作を行っています。

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全国少年少女チャレンジ創造コンテスト概要

全国少年少女チャレンジ創造コンテストは通称「チャレコン」と呼ばれ、3人1チームで課題に取り組み日本一を目指すコンテストです。2016年度は、環境・未来・宇宙・スポーツ・地元などPRしたいものを紹介する「からくりパフォーマンス・カー」が課題として設定されました。
詳細はこちら ⇒ 全国少年少女チャレンジ創造コンテスト

全国大会 2016年11月26日(土)9:30- 東京工業大学 屋内運動場

8月に開催された調布地区大会で上位となった2チームのうち、「からくりスポーツ」チームが発明協会の審査を経て全国大会への出場を果たしました。

からくりスポーツ大会チーム

作品名は、「からくりスポーツ大会」

2020年に地元調布で開催されるオリンピック・パラリンピックにちなみ、夏季オリンピックで開催されるスポーツ3種(ゴルフ、水泳、フェンシング)を3台の山車で表現しました。

メンバーと保護者の皆様、指導員で東京工業大学にて開催された全国大会に挑みました。午前中に、全国の予選を勝ち抜いた60チームで予選が行われ、上位20チームが午後からの決勝に進む方式です。

残念ながら20チームが出場できる決勝には進めませんでしたが、走行や発表など、十分に練習の成果を発揮することができました。

東京調布地区大会 2016年8月23日(火)14:00-16:00 電気通信大学創立80周年記念会館

東京都内は4つのブロックに分けて地区大会が開催され、調布少年少女発明クラブからは「調布名所めぐりチーム」、「飛行機から東京名所案内チーム」「地球環境アタックチーム」「からくりスポーツ大会チーム」の4チームが調布大会に参加しました。

調布PRし隊チーム

作品名は、「調布名所めぐり」

山車2台に、調布の深大寺にちなんだお蕎麦、神代植物園を表現しました。動力車にある深大寺の鐘は、車が動き出すと振り子で鐘がなる仕組みになっています。

飛行機から東京名所案内チーム

作品名は、「飛行機から東京名所案内」

動力車を飛行機に見立て、動き出すとプロペラが回る仕組みになっています。山車にはビルの間から見える東京タワーや名所で自撮りをする観光客を乗せました。

地球環境アタックチーム

作品名は、「地球環境アタック」

年々深刻化する地球の環境破壊を山車3台で表現。1台目は火力発電所が有害ガスを排出するシーン、2台目で北極南極の氷がとけそこにすむ生物たちが追い込まれていく様子、3台目では集中豪雨による被害の様子を表現しています。

からくりスポーツ大会チーム

作品名は、「からくりスポーツ大会」

地元調布市でも2020年にオリンピック、パラリンピックが開催されることにちなみ、3台の山車にスポーツをテーマにしたからくりを搭載しました。からくりの数は全部で8つ、全てがきちんと動くよう考えました。

 総 括 

優勝:からくりスポーツ大会チーム
準優勝:地球環境アタックチーム

両チームともに、制限時間内にゴールすることはできませんでしたが、作品のプレゼンテーションはしっかり出来ていました。

今後は、各地で開催された地区大会の成績と提出資料をもとに、11月に開催される全国大会出場チームが決定されます。出場できるかどうかはまだ分かりませんが、メンバーや指導員をはじめとする関係者のみなさま、本当にお疲れ様でした!