サイエンスカフェChofuのご案内

科学技術の進歩が著しい現在のおいて、AI(人工知能)、IoT、ナノテク、脳科学、ロボットなどのサイエンスに関する研究成果は、私たちの生活において身近なところで応用されています。しかし、その先端技術について知識を深め、自由な発想で互いのアイディアについて語り合う場はありませんでした。

 

今回、調布市と電気通信大学が連携し、「サイエンスカフェChofu」を実施致します。電気通信大学をはじめとする調布市および近隣の大学や研究機関の研究者を講師に迎え、サイエンスの楽しさについて広く知ってもらうとともに、研究者と市民がサイエンスについて気軽に話し合い、交流を深めることを目指します。

【主催】 電気通信大学、調布市

【共催】 電気通信大学同窓会「目黒会」、調布市大学プラットフォーム


今年度サイエンスカフェChofuのご案内

サイエンスカフェChofuの詳細についてはこちらをご覧ください。



過去に実施したサイエンスカフェ

掲載日

2023年1月5日

受付状況 受付終了
テーマ

第27回
環境に優しい水素飛行機の研究開発

講師

田口 秀之 氏(宇宙航空研究開発機構(JAXA)航空技術部門 環境適合エンジン技術チーム長)

講座内容

地球温暖化を防止するために、二酸化炭素を全く排出しない「水素飛行機」の研究開発が進められています。水素飛行機を飛ばすためには、水素を安定的にジェットエンジンに供給して燃焼させる技術の開発などが必要です。水素飛行機は、燃料の重さあたりのエネルギーが高いため、太平洋を2時間で横断できるような超高速の飛行機に発展させることもできます。 今回のサイエンスカフェChofuでは、JAXAで進めてきた水素飛行機の研究開発について紹介しつつ、未来の飛行機について、皆さんとお話をできればと思います。

※詳細資料はこちら ⇒ 第27回サイエンスカフェのご案内

開講日 2023年2月11日 14:00~15:30 受講対象 中学生以上
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2023年2月3日(金曜日)まで 受講料 無料

掲載日

2022年8月15日

受付状況 受付終了
テーマ

第25回
スパコン「富岳」でヒトの脳は作れるか?

講師

山﨑 匡 准教授(情報・ネットワーク工学専攻)

講座内容

ヒトの脳は860億個のニューロンと150兆個のシナプスでできた巨大かつ複雑なネットワークです。日本が誇る世界最高性能のスパコン「富岳」を使ってヒトの脳神経回路を再現する、私たちの取り組みについて紹介します。

※詳細資料はこちら ⇒ 第25回サイエンスカフェのご案内

開講日 2022年9月10日(土) 14:00~15:30
次回開催は、2023年2月11日(土・祝)を予定
受講対象 高校生以上
※一般の方のご参加も歓迎です。
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2022年8月5日(金)9:00 ~ 9月5日(月) 受講料 無料

掲載日 2022年6月3日 受付状況 受付終了
テーマ

第24回
ゴーグルのいらないバーチャルリアリティ(VR)~VRの基礎から(意外な)応用まで~

講師

野嶋 琢也 氏(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報学専攻 准教授)

講座内容

バーチャルリアリティ(VR)というと、「ゴーグルをかけて遊ぶもの」、というイメージがあるのではないかと思います。実際にはゴーグルがなくてもできますし、歴史を遡れば、電気がなくてもできる「VR」アトラクションが楽しまれていた時代すらあります。いま世間で知られ、楽しまれているVRは、広大なVR界のなかの一部にすぎません。今回のサイエンスカフェでは、VRの多様な技術や歴史について紹介していきます。またそれとあわせて、エンタテインメントに限らないVRの意外な利用法についても紹介します。ぜひVRの懐の広さ、奥深さを感じていただければと思います。

※詳細資料はこちら ⇒ 第24回サイエンスカフェのご案内

開講日 2022年7月9日(土) 14:00~15:30 受講対象 高校生以上
※一般の方のご参加も歓迎です。
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2022年6月5日(日)9:00 ~ 7月4日(月) 受講料 無料

掲載日 2022年4月4日 受付状況 受付終了
テーマ

第23回
まさつの科学~持続可能な社会実現の鍵

講師

佐々木 成朗 氏(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 共通教育部・基盤理工学専攻 教授 ナノトライボロジー研究センター長)

講座内容

摩擦はモノとモノをこすり合わせると必ず生じる身近な現象ですが、摩擦による経済損失 は年間十数兆円にも達するため、摩擦は経済問題・省エネルギー問題と密接に関係してい ます。また最近のナノテクノロジーの発展により機械のサイズが小さくなり、摩擦の効果 が著しく大きくなったため、摩擦を原子・分子のスケールから制御するための研究が必要 です。摩擦は逆に地球、宇宙のスケールでも顔を出します。第23 回サイエンスカフェで は、様々な場面で生じる“まさつ”を紹介し、“まさつ”の科学の産業上、学問上の重要性 をお伝えします。そして私達が進めている分子ボールの転がりや分子テープの滑りを利用 する研究をご紹介します。SDGs を目指した再生可能エネルギーの利用や持続可能な社会 の構築と“まさつ”の科学との関係についても触れたいと思います。

※詳細資料はこちら ⇒ 第23回サイエンスカフェのご案内

開講日 2022年5月14日(土) 14:00~15:30 受講対象 高校生以上
※一般の方のご参加も歓迎です。
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2022年4月5日(火)9:00 ~ 5月13日(金)12:00 受講料 無料

掲載日 2022年2月7日 受付状況 受付終了
テーマ

第22回
感染と消毒の生物学

講師

髙田 耕司 氏 (東京慈恵会医科大学 自然科学教室 生物学研究室 教授)

講座内容

新型コロナウイルスの出現によって、マスク、検温、うがいなどの感染予防の習慣がより身近なものとなりました。それらは少々面倒くさく、できればもっと気楽に暮らしたいですが、この2年間、コロナ以外の様々な感染症も激減しており、その効果を疑う余地はありません。しかし、新たな習慣にも注意が必要です。例えば、消毒用アルコールは多くの「ウイルスと細菌」を無害化しますが、ノロウイルスや一部の細菌には無効です。また、生物学的にはウイルスは物質、細菌は生きものであり、感染の際に起こる出来事はまったく違います。第22 回サイエンスカフェでは、こうした消毒のしくみを手掛かりにしながら、「感染とは何か」について考えてみたいと思います。

※詳細資料はこちら ⇒ 第22回サイエンスカフェのご案内

開講日 2022年3月5日(土) 14:00~15:30 受講対象 高校生以上
※一般の方のご参加も歓迎です。
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2021年2月5日(土) ~ 2022年2月28日(月) 受講料 無料

掲載日 2021年12月2日 受付状況 受付締切
テーマ

第21回
読み書きする ~文章の作成や読解を手伝ってもらおう~

講師

宇都 雅輝 准教授(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻)

講座内容

人工知能(AI)は近年目覚ましい発展を遂げており、私たちの暮らしの様々な場 面で活用され始めています。今回のサイエンスカフェでは、私たちが普段読み書 きしている日本語や英語で書かれた「文章」を扱うAI について最先端技術をご 紹介します。
人間が書いた文章をAI は適切に理解できるでしょうか?また、人 間が書くような自然な文章をAI は書くことができるでしょうか?先日の大学入 試改革において導入が検討されていた記述式テストにおける自動採点への活用 など、いくつかの実社会での応用例も含めてお話をしたいと思います。

※詳細資料はこちら ⇒ 第21回サイエンスカフェのご案内

開講日 2022年1月8日(土) 14:00~15:30 受講対象 高校生以上
※一般の方のご参加も歓迎です。
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2021年12月5日(日)9時00分 ~ 2022年1月4日(火) 受講料 無料

掲載日 2021年10月4日 受付状況 受付締切
テーマ

第20回
こいつ...動くぞ! ~スマホで微生物を見てみよう~

講師

中根 大介 助教(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 基盤理工学専攻)

講座内容

 「微生物」は目には見えない小さな小さな生命体です。病気のもとになるものもいれば、お酒やヨーグルトや納豆など、我々の生活に欠かせない役に立つものもいます。
 実は、スマホをちょっと工夫すれば、1ミリの100分の1程度の小さな生命体を観察することができます。驚くべきことに、それらはまるで意志があるかのように、もにょもにょと自由自在に動き回ります。プロペラを回転することで泳ぐものもいれば、「スパイダーマン」のように糸を使って動くものもいます。またあるものは自身の体をキャタピラのように動かして、戦車のように這うものもいます。
 「なぜ」「どのように」微生物が動くのか、その謎の向こうには医歯薬学・農学・工学につながる新しい発見が潜んでいます。スマホを使って小さな生命体の世界を一緒にのぞいてみませんか?

※詳細資料はこちら ⇒ 第20回サイエンスカフェのご案内

開講日 2021年11月13日(土) 14:00~15:30 受講対象 小学生(4・5年生向けの内容です) ※小学生以外のお子様や保護者の方、一般の方のご参加も歓迎です。
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2021年10月5日(火)~ 11月8日(月) 受講料 無料

掲載日 2021年8月4日 受付状況 受付締切
テーマ

第19回
乳酸菌とヒトとの永く深いつながり

講師

佐々木 泰子 教授(明治大学 農学部 農芸化学科)

講座内容

 乳酸菌はヨーグルト・チーズのみならず、日本古来の伝統食品である味噌・醤油・日本酒・ぬか漬けやワイン・チョコレートに至る発酵食品に欠かせない微生物である。また私達の健康を支える腸内細菌としてもヒトに大きく関わってきている。
 一方、乳酸菌の立場から考えれば、「安全性」と「おいしさ」という強力なアイテム所持の結果、世界中で利用され “人類との共存”を果たし、“種の繁栄”に成功している。
 本講演では「乳酸菌」に着目してヨーグルトなどの発酵食品および健康との関わりについて紹介する。

※詳細資料はこちら ⇒ 第19回サイエンスカフェのご案内

開講日 2021年9月11日(土) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2021年8月5日(木)~ 9月6日(月) 受講料 無料
開催レポート

第19回サイエンスカフェレポート

掲載日 2021年6月3日 受付状況 受付締切
テーマ

第18回
身の丈のデータサイエンス

講師

山本 渉 准教授(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報学専攻)

講座内容

 最近、目にするようになったデータサイエンスについてお話ししたいと思います。
自分にとってのデータサイエンスとは、という話と共に、この国でもデータサイエンス学部がこれまでに3つ開設され、さらに数理・データサイエンス・AI教育の全国展開が進行していたり、共通テストに確率や統計の出題がされたり、様々な動きがあることにも触れられたらと思います。

※詳細資料はこちら ⇒ 第18回サイエンスカフェのご案内

開講日 2021年7月10日(土) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
会場 オンライン開催(Zoomを使用)
※インターネット接続環境が必要です。
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2021年6月5日(月)~ 7月5日(月) 受講料 無料
開催レポート

第18回サイエンスカフェレポート

掲載日 2021年4月1日 受付状況 受付締切
テーマ

第17回
工学と耳の耳寄りな話

講師

小池 卓二(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻)

講座内容

聴覚はコミュニケーションにおいて重要な役割を持ち、難聴は認知症最大の危険因子とも言われています。このように、聴覚は日々生活する上で重要ですが、その仕組みは意外と知られていません。また、聴力検査を行う機会も多くは無いため、徐々に進行する難聴は気づきにくいという特徴があります。
私たちは低い音から高い音まで様々な音を聞き分けることができ、また、木の葉の擦れる音のような小さな音からジェット機の騒音のような大きな音まで、とても広い範囲の強さの音を聞くことが出来ます。これは精密機械のように精緻な耳の構造と機能によって実現されています。これらのバランスが崩れうまく働かなくなると、小さな音が聴きにくくなったり、言葉がわかりにくくなったりしてしまいます。
今回は、耳の構造と機能を分かり易く解説し、難聴の原因やその治療法についても、お医者さんとはちょっと違った工学的な視点からお話します。日々の生活の中で少しでも耳のことを気にかけ、大切にしてもらえればと思います。

※詳細資料はこちら ⇒ 第17回サイエンスカフェのご案内

開講日 2021年5月15日(土) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
会場 Zoom(Web 会議ツール)を使用しオンラインで開催
※インターネット環境が必要です
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2021年4月5日(月)~5月10日(月) 受講料 無料
開催レポート

第16回サイエンスカフェレポート

掲載日 2020年12月3日 受付状況 受付締切
テーマ

第16回
AIで物理学

講師

斎藤 弘樹(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 基盤理工学専攻)

講座内容

 最近、人工知能(AI)という言葉をよく耳にすると思います。近年のAI 技術の発展は目覚ましく、我々の身の回りでも様々な場面でAI が活用されるようになってきました。囲碁でAI が人間を打ち負かしたというニュースも話題になりました。
 今回のサイエンスカフェChofu では、物理学の研究にAI 技術がどのように使われつつあるのかを紹介します。AI 技術を上手く使うと、スーパーコンピュータでも解けないような量子力学の難問に答えを与えることができます。また、これまでは物理学者が行ってきた物理法則の発見をAI にさせようという試みも進んでいます。物理学とAI の出会いは何を生み出すのか?みなさんも考えてみませんか?

※詳細資料はこちら ⇒ 第16回サイエンスカフェのご案内

開講日 2021年1月9日(土) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
会場 Zoom(Web 会議ツール)を使用しオンラインで開催
※インターネット環境が必要です
定員 50名(※申込み順)
申込期間 2020年12月5日(土)~28日(月) 受講料 無料

掲載日 2020年1月23日 受付状況 開催中止
テーマ

第15回
乳酸菌とヒトとの永く深いつながり
※新型コロナウイルス感染症拡大の状況を受けて中止

講師

佐々木 泰子(明治大学農学部農芸化学科・准教授)

講座内容

 乳酸菌はヨーグルト・チーズのみならず、日本古来の伝統食品である味噌・醤油・日本酒・ぬか漬けやワイン・チョコレートに至る発酵食品に欠かせない微生物である。また私達の健康を支える腸内細菌としてもヒトに大きく関わってきている。

一方、乳酸菌の立場から考えれば、「安全性」と「おいしさ」という強力なアイテム所持の結果、世界中で利用され “人類との共存”を果たし、“種の繁栄”に成功している。本講演では「乳酸菌」に着目してヨーグルトなどの発酵食品および健康との関わりについて紹介する。
※詳細資料はこちら ⇒ 第15回サイエンスカフェのご案内

開講日 2020年3月14日(土) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
場所 電気通信大学創立80周年記念会館3階フォーラム
(住所:東京都調布市調布ヶ丘1-5-1)
定員 30名
(※申込み多数の場合は抽選)
申込期間 2020年2月5日(水)~12日(水)
(※定員に余裕がある場合は、2020年3月4日(水)まで受付け)
受講料 無料

掲載日 2019年11月28日 受付状況 受付終了
テーマ

第14回
筋肉細胞のサイエンス ~筋肉細胞に興味が持てると、きっと運動が楽しくなる!?~

講師

狩野 豊(電気通信大学共通教育部・教授)

講座内容

 年齢を重ねても元気な身体を維持するためには、運動を定期的に実施することが大切です。(それは分かっているけど…)毎日の暮らしの中に習慣的な運動を取り入れて実践することは大変なことだと感じる人がほとんどだと思います。
 筋肉細胞は、髪の毛くらいの太さで、長さは数十センチもある線維状の形をしています。筋肉細胞の伸び縮みによって、運動を行うのですが、筋肉はすぐに疲れてしまいます。なぜでしょうか? その一方、定期的な運動(=トレーニング)を行うと、筋力アップやマラソンを完走できるようになります。どうしてでしょうか?
 筋肉細胞の伸び縮みにはいろいろな仕組みがあって、その仕組みを上手く利用すると、効果的に筋力アップ、持久力アップができます。私の研究室では、「バイオイメージング」という生体内を可視化する技術の開発を行っています。筋肉の細胞内を目で見ることによって、筋細胞の仕組みを考えてみませんか? そこには運動が楽しくなるヒントがいっぱいあります。ウオーキング、階段などの生活運動も楽しくなるかもしれません。

※詳細資料はこちら ⇒ 第14回サイエンスカフェのご案内

開講日 2020年1月18日(土) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパス UECアライアンスセンター1階 100周年記念ホール
(住所:東京都調布市調布ヶ丘1-5-1)
定員 30名
(※申込み多数の場合は抽選)
申込期間 2019年12月5日(木)~12日(木)
(※定員に余裕がある場合は、2020年1月8日(水)まで受付け)
受講料 無料
開催レポート

第14回サイエンスカフェレポート

掲載日 2019年10月2日 受付状況 受付終了
テーマ

第13回
哲学カフェ:人工知能と暮らす世界を共に考える

講師

松浦 和也 氏
(東洋大学文学部哲学科・准教授)

西野 順二
(電気通信大学大学院情報理工学研究科情報・ネットワーク工学専攻・助教)

講座内容

 人よりも考える力が強そうに見える様々な AI が増えてきました。
 たとえば、囲碁、将棋の AI や、ロボットや自動車の自動運転などを行うコンピュータとプログラムです。これらの機械と人が一緒に暮らす世界は、どんなものなのか。そうした世界に、私たちは何を求めるのか。どのような機械は、作ってはいけないのか。
 そこまで迫っているようで、その実態はまだ見えない AI とともに暮らす社会とそこでの身の置き方を不幸なものにしないためには、今ここで私たちが発言していくことが求められています。
哲学者と技術者を交え、皆さんとこれからの未来を考えてみませんか。
(協力:国立研究開発法人科学技術振興機構〔JST〕社会技術研究開発センター〔RISTEX〕研究開発プロジェクト「自律機械と市民をつなぐ責任概念の策定」)

※詳細資料はこちら ⇒ 第13回サイエンスカフェのご案内

開講日 2019年11月9日(土) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
場所 電気通信大学創立80周年記念会館3階フォーラム
(住所:東京都調布市調布ヶ丘1-5-1)
定員 30名
(※申込み多数の場合は抽選)
申込期間 2019年10月5日(土)~12日(土)
(※定員に余裕がある場合は、10月30日(水)まで受付け)
受講料 無料
開催レポート

第13回サイエンスカフェレポート

>>調布市放送局「調布CATCH」に「サイエンスカフェChofu」が紹介されました

掲載日 2019年8月1日 受付状況 受付終了
テーマ

第12回
血管と血圧の物理学と身近な放射線

講師

植田 毅 氏
(東京慈恵会医科大学 医学部 物理学研究室 教授)

講座内容

 【講義】 病院で「血管が半分詰まってます!」って言われたとき、その本当の意味を分かってますか? 健康診断や病院へ行けばまずバイタル、すなわち、体温や血圧、脈拍を測ります。テレビのCMで も「血圧が130を超えると高血圧」とうたっています。では、この130とは何でしょう?血圧と 言うからには圧力の単位で測っていますが、もう一つ、身近な圧力と言えば気圧!通常、1気圧は 1013hPaですが、かなり強い台風では960hPaになります。その差、53hPa。この変化が血圧 で起こると?高血圧の200とはどういう状態か?コミックやテレビドラマで一般にも知られるよ うになったバチスタ手術、なぜ心臓を切って小さくするだけでよくなるのか?不思議に思いません か?などなど、講義では血管と血圧にまつわるお話をします。

 【実験】身のまわりの放射線についてご存知ですか?日本人の被ばく量、世界と比べて多いか少ないか ご存知ですか?その理由は?まず、放射線がどのように飛んでいるのか観察します。 また、放射線量を測定して、身近な放射線について考えてもらいます。


※詳細資料はこちら ⇒ 第12回サイエンスカフェのご案内

開講日 2019年9月14日(木) 14:00~15:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
場所 東京慈恵会医科大学 国領キャンパス 物理学研究室 学生実験室
(住所:東京都調布市国領町8-3-1)
定員 30名
申込期間 2019年8月5日(月)~12日(月・祝)
受講料 無料
開催レポート

第12回サイエンスカフェレポート

掲載日 2019年5月30日 受付状況 受付終了
テーマ

第11回
空の産業革命? 移動革命? ドローンが飛び交う世界の展望

講師

原田 賢哉 氏
(宇宙航空研究開発機構〔JAXA〕航空技術部門 次世代航空イノベーションハブ マネージャ/無人航空機技術チーム長)

講座内容

 農薬散布や空撮、測量など様々な分野で無人航空機/ドローンの利用が急速に進んでおり、今後は物流やインフラ点検、災害対応など更なる利用の拡大が期待されています。また、物を運ぶその先には、人を運ぶドローン~空飛ぶクルマが飛び交う世界も見えてきました。そんな世界を実現するために、いま海外で、そして日本で進められている技術開発や環境整備の動向を紹介します。

※詳細資料はこちら ⇒ 第11回サイエンスカフェのご案内

開講日 2019年7月12日(金) 18:00~19:30 受講対象 一般市民・学生(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2019年6月5日(水)~6月12日(水)
※申込み多数の場合は抽選、定員に余裕がある場合は7月3日(水)まで受付
受講料 無料
開催レポート

第11回サイエンスカフェレポート

掲載日 2019年3月26日 受付状況 受付終了
テーマ

第10回
スポーツと流体力学 -アーチェリー矢の飛翔-

講師

宮嵜 武(情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 教授)

講座内容

 スポーツは空気や水といった流体の中で行われています。競技力の向上を目指すならば、流体からの影響を調べなければなりません。少し馴染みの薄い競技かもしれませんが、アーチェリーを例にして、スポーツと流体力学の関係をお話しします。

 オリンピックのアーチェリー競技でメダリストになるためは、70m先の直径12.2㎝の中心円を外してはいけません。時速200kmを超える矢ですが、1.3秒の飛翔中に重力と空気抵抗の影響を受けて曲線軌道を描きます。矢に働く空気抵抗はどのくらいでしょう。また、風が吹くと矢はどのくらい流されてしまうでしょう。このような情報を手に入れるためには、矢の周りの空気の流れを精確に把握しなければなりません。しかし、これは21世紀の流体力学にとっても挑戦的な課題です。古典力学最大の難問「乱流」が潜んでいるからです。さて、アーチェリー矢の飛翔を予測しきる「ラプラスの悪魔」になれるでしょうか?

※詳細資料はこちら ⇒ 第10回サイエンスカフェのご案内

開講日 2019年5月25日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2019年4月5日(金)~4月12日(金)
※申込み多数の場合は抽選、定員に余裕がある場合は5月10日(金)まで受付
受講料 無料
開催レポート

第10回サイエンスカフェレポート

掲載日 2019年1月31日 受付状況 受付終了
テーマ

第9回
いつも地上に太陽を!~核融合とプラズマのおはなし~

講師

中村 信行(電気通信大学レーザー新世代研究センター 准教授)

講座内容

固体・液体・気体-小学生でも習う物質の温度による変化です。では気体をもっともっと高温にするとどうなるでしょう?それが第四の状態、プラズマです。見たことありますか?見たことのない人はいないはずです。毎日我々にエネルギーを降り注いでくれる太陽は、実はプラズマの塊なのです。そのエネルギーの源である「核融合」を地上で再現して利用しようとする研究が、今世界で進められています。その成否のカギをにぎるプラズマサイエンスの一端をご紹介します。
※詳細資料はこちら ⇒ 第9回サイエンスカフェのご案内

開講日 2019月3月9日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2018年2月5日(火)~2月12日(火)
 ※申込み多数の場合は抽選
受講料 無料
開催レポート

第9回サイエンスカフェレポート

掲載日 2018年11月29日 受付状況 受付終了
テーマ

第8回
曲がった空間のまっすぐな線

講師

山田 裕一(電気通信大学共通教育部 教授)

講座内容

世界地図で飛行機の航路は曲線になりますが、地球上の実際の航路はまっすぐです。宇宙に思いをはせれば、重力で空間が曲がるという理論があります。そのようなことを数学で捉える幾何学のアイデア「計量」を紹介します。そのアイデアは、人類の幾何学史上 最大の難問と言える「非ユークリッド幾何学」につながり、姿を変え研ぎ澄まされて現在も研究が発展しています。
※詳細資料はこちら ⇒ 第8回サイエンスカフェのご案内

開講日 2019月1月26日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2018年12月5日(水)~12月12日(水)
 ※申込み多数の場合は抽選
受講料 無料
開催レポート

第8回サイエンスカフェレポート

掲載日 2018年8月2日 受付状況 受付終了
テーマ

第7回
星までの距離

講師

矢野 太平(国立天文台JASMINE検討室 助教)

講座内容

どのようにしたら星までの距離がわかるのでしょうか。
古代エジプト時代より星までの距離を知ることは最重要課題でした。星までの距離を測る最も直接的な方法は伊能忠敬が地図の作成に用いた三角測量の方法と同じ方法です。しかし、星までの距離は恐ろしく遠いため、話は単純ではありません。
現在、宇宙から星までの距離測定をしている衛星の話なども交えこれまでいかにして星の距離を求めてきたかの話をし、宇宙の広がりを感じていただきたいと思います。
※詳細資料はこちら ⇒ 第7回サイエンスカフェのご案内

開講日 2018年9月7日(金) 18:00~19:30 受講対象 学生・一般の方(高校生以上)
場所 調布市文化会館たづくり1階 カフェ Cafe&Bar Pallas 定員 30名
申込期間 2018年8月5日(日)~8月12日(日)
 ※申込み多数の場合は抽選
受講料 無料(飲食費は個人負担となります)
開催レポート

第7回サイエンスカフェレポート

掲載日 2018年5月31日 受付状況 受付終了
テーマ

第6回
重力波検出が拓く科学

講師

武者 満(レーザー新世代研究センター 准教授)

講座内容

2017年のノーベル物理学賞の受賞対象となった重力波初検出のニュースは、非常に大きなインパクトを持って皆様の記憶に残っていると思います。重力波はアインシュタイン最後の宿題と呼ばれていた現象であり、従来の電磁波を用いた観測では得られないブラックホールや原始宇宙などの様々な情報をもたらし、我々に新しい宇宙像を与えてくれると期待されています。
本講演では重力波の発生原理からその初検出に結びついた検出器の開発、そして今後の進展についての解説を行なう事により、皆様が重力波天文学に対して深い理解と大きな期待を持って頂けるよう願っています。
※詳細資料はこちら ⇒ 第6回サイエンスカフェのご案内

開講日 2018年7月14日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(中学生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2018年6月5日(火)~6月12日(火)
 ※申込み多数の場合は抽選
受講料 無料
開催レポート

第6回サイエンスカフェレポート

掲載日 2018年4月5日 受付状況 受付終了
テーマ

第5回
航空機と宇宙輸送機の近未来像を思い描く

講師

千葉 一永(情報理工学研究科知能機械システム学専攻 准教授)

講座内容

近年運航している最新鋭民間航空機の基本形態は、1958年に就航し、大量輸送を可能にしたBoeing707からほとんどその形を変えていません。しかし、その間、航空機設計が停滞していた訳ではありません。  本公演では、世界の航空宇宙の分野でどのような研究が行われているのかを概説することにより、近い将来、航空宇宙機と世界がどのように変わる可能性があるかを考えます。
※詳細資料はこちら ⇒ 第5回サイエンスカフェのご案内

開講日 2018年5月12日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2018年4月6日(金)~4月13日(金)
 ※申込み多数の場合は抽選
受講料 無料
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第5回サイエンスカフェレポート

掲載日 2018年2月6日 受付状況 受付終了
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第4回
人間を超えるコンピュータ将棋・囲碁  ~ゲームAI研究の現在・未来~

講師

伊藤 毅志(情報理工学研究科情報・ネットワーク工学専攻 助教)

講座内容

2017年、コンピュータ将棋「Ponanza」が佐藤天彦名人を破り、Google傘下のコンピュータ囲碁「Alpha Go」が世界トップ棋士柯潔九段を破った。多くのゲームで人間のトップを上回るパフォーマンスを示すAIが登場している。  しかし、将棋、囲碁は実は異なる手法で強くなってきた。それぞれの技術を簡単に紹介するとともに、その技術がもたらす意味について概説し、ゲームAI研究の将来を展望します。
※詳細資料はこちら ⇒ 第4回サイエンスカフェのご案内

開講日 2018年3月17日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(中学生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2018年2月5日(火)~2月12日(火)
 ※申込み多数の場合は抽選
受講料 無料
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第4回サイエンスカフェレポート

掲載日 2017年12月21ん日 受付状況 受付終了
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第3回
調布市民の健康づくりの在り方をみなさんで考えましょう

講師

大河原 一憲(情報理工学研究科共通教育部、情報理工学域 准教授)

講座内容

経済産業省若手プロジェクト「不安な個人、立ちすくむ国家」、通称「若手ペーパー」を資料とし、将来を見据えた調布市民の健康づくり施策について参加者の皆さんと議論していきたいと考えています。
※詳細資料はこちら ⇒ 第3回サイエンスカフェのご案内

開講日 2018年2月17日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(中学生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2018年1月9日(火)~2月8日(木)
 ※定員になり次第終了
受講料 無料
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第3回サイエンスカフェレポート

掲載日 2017年10月31日 受付状況 受付終了
テーマ

第2回
(1)ロボットは何からできている? ~ロボット要素工学概論~
(2)ロボットの制御 ~賢い動きをどう実現する?~

講師 金森 哉吏(情報理工学研究科機械知能システム学専攻 准教授)
田中 基康(情報理工学研究科機械知能システム学専攻 准教授)
講座内容

「サイエンスカフェChofu」の第2回は、ロボットをテーマに行います。

(1)「ロボットは何からできている?」では、ヒューマンアシストロボットを例として知能機械システムの構成と機能について説明します。さらにそれらを実現するための要素技術(機構・機械要素、電気電子回路、アクチュエータ、センサ、コンピュータ、ネットワーク)を概観し、要素技術の実像として、歯車、ロータリエンコーダ、画像センサを解説します。
(2)「ロボットの制御」では、ロボットは、時には人間と比較にならないほど「賢く」動くことができます。それはどのような理論や技術によって実現され、学校で学ぶ内容とどう関係しているのか?ヘビ型ロボットの研究例を挙げながら解説します。
※詳細資料 : 第2回サイエンスカフェのご案内

開講日 2017年12月16日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期間 2017年11月6日(月)~13日(月)
 ※申込み多数の場合は抽選
受講料 無料
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第2回サイエンスカフェレポート

掲載日 2017年8月31日 受付状況 受付終了
テーマ 第1回 「ふわふわ」「さらさら」オノマトペで誰にでも寄り添える人工感性知能へ
講師 坂本 真樹(情報理工学研究科情報学専攻 教授)
講座内容

人工知能(AI)について、講師の著書「人工知能がほぼほぼわかる本」(オーム社)から分かりやすく紹介し、次世代人工知能のカギとなる「感性AI」についてお話します。特に、「オノマトペ」研究が可能にする人の感情・感覚の数値化の方法と、その応用事例を紹介します。更に、今年多くの媒体で取り上げられたアイドルグループ「仮面女子」の作詞にみる「感性AI」の取り組み事例も紹介します。
※詳細資料: 第1回サイエンスカフェのご案内

開講日 2017年10月14日(土) 14:00~15:30 受講対象 学生・一般の方(高校生以上)
場所 電気通信大学100周年キャンパスUECアライアンスセンター1階「100周年記念ホール」 定員 30名
申込期限 2017年9月5日(火)~12日(火)
 ※申込み多数の場合は抽選、定員に満たない場合は10月5日(木)まで延長し先着順とします
受講料 無料
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第1回サイエンスカフェレポート